*日々の些細な出来事*


by SAKURA-TALK

カテゴリ:昔話( 4 )

可愛い人

先日の「可愛い」の続きです。


ようやく来てくれた陸のK察さんが現場検証をしてくれました。国家権力が来たからか、トラックの運転手はまた傲慢になりました。彼の証言では、どうやら車線変更をしようとしていたトラックと歩道の間に「桜が」後ろから入り込んだせいで、単車とトラックが接触したらしいのです。どんな作り話やねん。でも、さすが陸のK察、水上K察とは経験値が違います。アスファルトに残ったタイヤの痕と自己申告のスピードで、色々と計算してくれました。その結果、トラックの長さや走行スピードから検証して、「単車はトラックが車線変更を始めた時には、トラックの全長の中間ぐらいの場所を平行して走っていた」ことが証明されました。ざまーみろ!
まぁ、桜も怒られました。なんせ軽く80キロは出ていましたから(苦笑)。
するとうちの父親がかなりキレてしまいましてですね、K察の方々に止められる始末。Kのお兄さんに父は身分証の提示を求められ、桜と本当の親子であることが分かり、堂々と口出しができるようになりました。どうやらトラックの運転手が、「あの小娘がややこしい奴らを呼びやがった」と言ったらしい。ここでもうちの父はKにヤー公認定されていたらしい。まぁ、そんな感じでいいです、別に、似たようなも…(略)。キレて見せたのも演技なのだけど(父はとても冷静な人なので、この程度のことでは感情の起伏はありません)、Kのお兄さんたちや運転手は本気で死人が出ると思ったらしい。後になってKのお兄さんから聞きました。
ゴタゴタしてる父と運転手を横目に、K察から許可を得た父の部下たちは単車をワゴン車に乗せて去っていきました。この当時、単車屋さんは取りに来てくれませんでしたからね、大渋滞だから。六アイまで来てたら往復で5時間以上かかって、1日が潰れてしまいますから。
そんなこんなしていると、トラック本体に接触した右の足が痺れてきました。病院に行きたい旨を伝えると、Kがパトカーで連れて行ってくれることになりました(救急車には「すぐには行けません」と断られたのです。大震災の影響がまだ色濃いです)。なぜパトカー…と思いつつ、揉める父と父の部下sとK察と運転手を現場に残し、そろそろ帰るという水上K察にお礼を言い、六甲アイランド唯一の総合病院に行きました。この時点で午後6時30分。案の定、外科医はいませんでした……。残っていた看護婦さんが冷たく一言、外科医がおりませんのでお引き取り下さい。ああ、やっぱりぃ。すると、桜を連れて行ってくれたKのお兄さんがキレました。「あなた方は怪我人が目の前にいるのに応急手当の一つもしないのですか!」と。カッコイイー……。


また後日に続いてもいいですか? すいません…。もう眠い…。
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by SAKURA-talk | 2004-11-10 22:11 | 昔話

可愛い

タイトル関係なしです。


あー、昔の話ですが、桜はトラックに当てられたことがあります。
単車でね、六甲アイランドを走ってたんですよ。二車線の真っ直ぐの道路の左側(歩道側)を、ただひたすら橋を目指して走っていました。六甲アイランドというのは埋立地なので、橋を渡らないと神戸に帰れないのです。
したらね、なにを思ったか、突然トラックが幅寄せ…というか、車線変更をしてきて、その長い車体で桜&単車を跳ね飛ばしたんですよ。いやーー、もぅ、バイクレースでよくある転倒よろしく、単車は200メートルほど、桜は50~60メートルほど滑りました。道路の上を。アイススケートで滑るより滑らかに。
単車の右側は壊滅的に破壊されてましたが、桜は右肘に少し傷ができた程度でした。この時点で、マシンよりもずっと頑丈に出来ていることが判明しました。
ちょうどフットワーク(宅急便屋さん)の事務所の前で、その事務所の人がK察を呼んでくれたのですが、軽く二時間ほどかかるとのこと。当時ね、阪神大震災の後で、半年も経つのに神戸の町は常に常に大渋滞だったのです。なので、パトカーがサイレン鳴らしても、車が多過ぎてみんな避ける場所がなくて(※あっちこっち工事だらけだったし、トラックが多くて道幅いっぱい埋め尽くしていたし、しかもまだ道路を塞いでいる倒壊した建物がいっぱい残っていた)、緊急車両がぜんぜん緊急に対応できなかったんです。
で、取り敢えず電話をお借りして父親に直談判しました。K察は二時間は来ないらしいのーと言うと、すぐ行ってやるとのこと。安心して待っていると、70分ほどで来ました。セダン2台+ワゴン1台の総勢10名で。
すると急に、今まで桜に「おまえがオレの前に入ってきた! おまえが悪い!」と言っていたトラックの運転手が、「K察を呼べ! 呼んでくれ!」と取り乱したように騒ぎ出しました。呼んでるよ、呼んでるから、ちょっと待ってよなどと思っていると、「殺される」とかブツブツ言い出しました。あー…なるほど……ヤー公やと思ったんやね、神戸は多いもんねぇ…。確かに、車も人間もどれも丸出しやもんね。でも大丈夫、三下ちゃうから安心してと思ったけど、まぁ、桜を跳ね飛ばしといて、しかもぜんぜん謝ってもくれへんし、そこまで親切になってやらんでもええかなと思って黙っていました。
すると前後して、「K察です~」と言ってやってきたのは、なんと水上K察でした。あー、陸のK察を呼んだ筈なんですけど…と思っていると、どうやら陸のK察は忙しくて全員が出動中らしくて、空パトカーも無くて、水上がメリケンパークから船で出港して来てくれたらしいねん。でも、陸の検証は研修でやった程度なんで…とか正直に白状されて、うちの親とかが写真撮ったらどうですかと口出しすると、カメラ持ってへんとか返されて、結局はうちの親の部下がポラで撮ってくれた(ナゼ…)。
そんなこんなしてると、ようやく陸のK察が来てくれたので、私がふらっと出て行くと、「見てた人?」「通報してくれた人?」などと頓珍漢なことを言う。「乗ってた人です」と言うと、「え? えっ? えーー?」と精一杯の表現で驚いてくれたので、ナゼだろうと思っていると、「コレは死んだ現場なんで、もう運ばれたと思ってましたー」ととても嬉しそうに笑われた。生きてて嬉しかったらしいんですけどね。



長いから続きはまたね。来週になったらゴメンね。
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by SAKURA-TALK | 2004-11-05 05:48 | 昔話

キャリア

以前、私が勤めとった先に、某省のキャリアの人が出向で来はったんやけど、世の中にはいてはるんやね……なにもかも持ってるのに結婚だけしてへん人。
キャリアちゃう人は、うちの部に五、六人ぐらいいてたけど、みんな45過ぎてて結婚してはったし、独身で30代でキャリアの人が来たのは、うちがあの会社にいてた短い間では初めてやった。ほー、コレがキャリアかぁ…と思ったけど、まぁ、普通にいい人やったよ。むしろとても丁寧で気遣いのできる、偉ぶらへんまともな人だった。
うちの会社に2年いてはったから、結構いろいろ話したんやけど、なんというか、ぜんぜん噛み合わんかった。彼、専門が数学なんやて。それも応用数学。うちは高校が理数系クラスやったから(放り込まれてんよ、希望したわけちゃうよ)、まだ普通の事務の女の子よりは話が通じたんちゃうかなと思うけど、でもやっぱり頭の出来が違うかったみたいやね。応用数学ってなにー? 私に理解できるのは、理系大学受験用の微積や代幾、確統、物化、生物ぐらいやからね……応用数学って……応用…あああ。つくづく高校の理数レベルって基礎の基礎やと思うわ。
そういう彼は、家まで買ぉてて、ほんまに後は結婚するだけやったらしい。「あとはお嫁さんがいたら完璧なんですけど」と言っていたけど、今になって考えるに、お×ん×君と同類さんやったんかもしれん。結局、丸二年いてはって、三末付けで本省に帰りはった。エリートさんの典型やったんやろうと思う。彼はまた一つ出世しはったわけやけど、本人曰く念願の彼女はできなかったみたいで、「身軽に帰ります」とのこと。
小さくて可愛い人やったのに、世の中の女の人はどこ見てんやろね。
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by SAKURA-talk | 2004-11-04 19:17 | 昔話

忘れられない人

実は19か18ぐらいの男の子(というのは失礼な見てくれだったが)にめちゃくちゃ惚れていた時があって、いや、今も好きなんだけど、でももう会うことも話すこともないやろなぁと思う。
彼はいつも、私が年上のせいか、「こんなガキがお役に立てて嬉しいです」とか「桜さん頑張って」とか言ってくれたけど、結局は最後まで私を見てくれることはなかった。私は今までわりと惚れられるばかりで、自分から好きになったのは初めてで、いろいろ戸惑ったり躊躇ったりしている間に、なんとなく接点がなくなってしまってそのままや。
彼みたいな人にまた会いたいと思うけど、たぶんもう会えない気がする。同じ人っていない。私にとって彼は最初こそ守備範囲外だったけど、そんなことはどうでもよくなって好きになってただけに、今はもう接点すらないというのは淋しい……。ほんっとに好みちゃうかってん! それやのに、なにがきっかけやったんか忘れたけど、いつのまにか好きになってたんやね。
そりゃ、付き合ぉたかて上手くいくとは限らへんのやけど、少しの間でもええから特別な関係になりたかったなぁ。
まぁ、たいていの恋愛いうのは上手くいかへんけどね。自分が好きになった人が、自分を好きになってくれるなんて、ほんまに奇跡やと思うわ。
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by SAKURA-talk | 2004-10-31 02:50 | 昔話