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*日々の些細な出来事*


by SAKURA-TALK

友達の家の鍵がなぜか私のバッグの中に入っていた……。

メールすると、「次に会う時まで預かっておいて」だと。
いいのか、そんなで。
かなりの資産家さんなのに、泥棒に入るぞーっっっ!



それはそうと、新潟の被災地が毎日毎日テレビに映るので、家人と阪神の時の話をする機会が増えました。なんかさー、桜一人の情報って、やっぱり少ないんだなぁと思う。母には母の、父には父の、単独行動の時に見聞きした出来事があるらしい。
したら母がいきなり泣き出してねー…。なんでも友達のことを思い出したらしい。母の友人は地震で息子さん(当時ぎりぎり未成年)を亡くして、今も精神障害が残ってるそうですよ。なんでも、棺が確保できるまで、避難所で息子の遺体を背負って過ごしていたらしいのですね。3日や4日じゃないですよ、1週間とか10日とかいう長い間です。ようやく火葬の順番が回ってきても、まともな葬儀なんてできる筈もなく、なんと合同葬だったそうです。人間ですよ? 犬や猫じゃないんですよ? なんかこういう話を聞くと、はっきり言って現代社会じゃないと思う。そりゃあ気も狂うわ。
当時の神戸って、誰が可哀相で誰が不幸なのか分からなかった。私は自分もかなり可哀相な方だと思っていたけれど、それは単に「普通の生活」と比べたらの話で、可哀相で気の毒で一緒に泣かずにいられない人は手を伸ばせばいくらでも触れられるぐらい溢れていた。そういうの、経験しないと分からないんだろうと思う。内閣や国会との温度差を感じずにいられないのはこういう点だ。
水が出ないとかガスがとか電気がとかいうのは、ただ単に不便なだけで、実際には大したことではない。だって、かつて百年前は井戸で水を汲んでいたのだから。学校だって、1ヶ月やそこら行かなくても問題ないだろうと思う。食事だって、同じものばかりで飽きても、餓死することはない。そんな風に嫌な見方をしてしまう桜は本当に嫌な奴だ。

クリックするだけで新潟に募金できるサイト
 >>> http://bokinpark.com/index.html
by SAKURA-TALK | 2004-11-11 18:30 | 日々の出来事